自分自身の経営者は自分。経営者は決めるのが仕事。

「なかなか自分で決められない人のための「決める」技術」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を読みました。
決められない理由を一つ一つ丁寧に取り上げられています。
私は仕事で悩んでいましたが、少しづつ実践をすることで決められる喜びを実感しています。

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考えても仕方のないことは考えない

「要約」
悪い方へ悪い方へ考えてしまって、行動できない人はたくさんいる。
行動できる人は、考えても仕方のないことは考えない。
考えたところで成功確率は上がらない。

行動できる人の視点は前向き。
どうすればうまく行くのかに、常にフォーカスする。

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「感想」
そういうのは簡単なんですけどね。なぜそれができないんだろうか。
「できない理由を探している」「失敗するのが怖いからしたくない」。
これは、本「嫌われる勇気」に出てきた話ですね。
そう考えることが自分にとって都合がよいから、というものですね。
まずは、ありのままの自分を受け入れるところから、かなと思います。

自分で決められることから決めていく

「要約」
何でも自分で決める癖をつけることから始める。
決断が間違っていたとしても、自分で決めることが重要。
その中で、他人の協力が必要なものは、どんな協力が必要かを明確にして、すぐに行動に移す。
全体として、そのプロジェクトはうまく行く。

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「感想」
何か問題に直面した時、その中に自分の手に負えない部分があると、途方に暮れることがあります。
そこで、いったん整理して、どこができないのか、どこまでだったら自分で決められるのかを、考えましょうと。
確かに、そこまで考えたうえで人に協力を求めた方が、相手も乗ってきやすいですね。
単に、こんな問題があります、どうしましょう、ではなくて。

自分の WANT CAN MUST を明確にする

「要約」
やりたいこと(欲求)、できること(能力)、やるべきこと(使命)。
これは自分の人生において、非常に重要な質問となる。
この3つの条件をすべて満たすものを選択していくようにすると、人生はきっとうまくいく。

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「感想」
目の前の業務はそれほどやりたくなくても、その向こうに自分のなりたい姿があるなら、それはやりたいことになるのだと思います。

自分でできないことは人の助けが必要です。
そのためにも、まずは自分だけならどこまでできるのかを把握することかなと。

使命は、どうやったら見つかるのだろうか。
ひたすら、いろんなことをやっていくしかないと思います。

(まとめ)決められない理由を、一つ一つ解消していこう

本書を購入したのは、自分が仕事をしていく中で、迷ってばっかりであったからです。
業務が初めてのものだらけで、何から考えていけばよいのか、まったくわかりませんでした。
そこで本に頼ろうと思って、ぴったりのタイトルのものを購入しました。

読んだ結果、何かを決められないでいる理由がこんなにもあるのかと、驚きました。
目的があいまい、失敗を恐れる、欲張る、ルールを知らない・・・。

決めるということは、仕事だけではなく人生に常に存在します。
小さなところからでも、本書の考えを実践していけば、決めることがうまくなるのではと思います。

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