弁理士、論文試験に向けて。解法パターンは覚え、その場で考えることは最小限に。

弁理士試験の短答がとうとう終わりましたね。次は論文試験になりますね。
私の受験時代を振り返り、論文試験の勉強に取り組んだ中で良かった点を紹介します。

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論法の言い回しパターンは、ひたすら書いて一言一句まで覚える

論述する内容は、論法のパターンがあると思います。
①3段論法方:根拠条文を示す ⇒ 問題のケースへあてはめる ⇒ 認定する(よって**である)
②いきなりあてはめ型
どんなケースではどちらを型を用いるのか、その中身は何か、このパターンは覚えてしまいましょう

そのとき、実際に書いていく中で、微妙な言葉の表現で悩んでしまうのは、時間がもったいないです。
そして、もし日本語としての表現がおかしいと、減点ポイントになります。
よって、このようなパターンは一言一句スラスラと書けるまで、ひたすら繰り返しましょう。

これまで解いた論文試験問題を、完璧に解けるまで繰り返す

LEC、TACなどの資格学校に通っている方であれば、論文試験の勉強もこれまで一通り実施しています。
そのときの『論文問題集』を、再度解いていきましょう。
その際、本番と同様に、実際に文字として書きだしていくことが大事です。
論文試験の問題は1問解くのに時間がかかるため、1日1問など決めて継続しましょう。
そして、間違えたところは、そこだけ再度書き出して、完璧に身につけましょう

最速で文字を書ける、自分に最適な字体とボールペンを用いる

書いた文字は読めればよいです。
漢字の一角一角まで、きっちりと示す必要はありません。
実際私は、崩しながらも読めるような字体で書いていました。
例えば、部首「しんにょう」は、アルファベットのLみたいになっていたと思います。

そして、用いるボールペンも大事です。
理想は、スラスラと滑らかに軽い力で書けて、はっきりと見えるものが良いです。
私は、ジェットストリーム(三菱鉛筆)を使っていました。おすすめです。

(結果)特実の2問目は書ききれず。それでも合格しました。

上記のことを書いておきながら、私は特実の2問目は最後まで回答を書ききれませんでした。
それでも合格できたのは、途中まであっても論法の流れとして正しく記載できていた、そして、取り上げる論点が正しかったのかなと思っています。
特に、3段論法で重点的に書いたところが良かったのかなと思います。

つまり、決して完璧に書けなくても、自分の力を認めてもらえる部分はあり、そこで採点がされる訳です。
本番もそうですが、これからの勉強期間は最後まであきらめず、すこしでも力をつけていってください。

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