弁理士資格を土台にして、どれだけ仕事の幅を広げていけるか

私は、会社の知財部に勤め、かつ弁理士の資格を有しており、俗に言う企業内弁理士となります。
もとは開発職をしており、そこから弁理士になりました。
弁理士なって経験した、良かったことやちょっと驚いたことがあり、ここに紹介します。

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知財に関する、社外セミナーの講師を担当できる

知財関係の社外セミナーの講師を担当できます。
知財の協会が主催しているセミナーで、色んな科目が年間通して実施されています。
その中である科目を、私の勤めている会社が担当しており、代々弁理士資格を有する社員が講師を担当しています。

内容は特許の基本的なものであり、自分にとっては難しくはないです。
しかし、受講者は特許に関して初心者なので、理解してもらえるように内容を考えたり、説明を強調したりする必要があり、そこが難しいです。

報酬が得られ、ちょっとした小遣い稼ぎになります。
何より、会社を代表して、社外の人たちに講義をする経験ができることが、大変勉強になります。

百貨店の外商カードを得ることができる

年に1回、とある百貨店の外商カードを取得しないかという、勧誘する資料が送られてきます。
弁理士会と提携している百貨店のようです。

この資料をみて、これがあの外商カードなのかと、初めて身近に感じられました。
ただ、年会費と割引率、利用頻度を考えると、私にメリットはなかったので、取得していません。
自分で特許事務所を構えたり、何かと出費が多い人はメリットがあるのだと思います。

不動産投資の売り込み資料が送られて来る

勤めている会社に、全然知らない不動産業者から売り込みの封筒が送られてきました。
最初、なぜ私に送られてきたのか、分かりませんでした。
社内で、周りの人にも同様にもらった人がいました。
共通点を考えると、弁理士資格を有していることでした。

弁理士資格を有すると、弁理士会に登録します。
すると弁理士ナビというサイトで、本人の名前や勤務する会社が閲覧できる
ようになります。
このサイトを見て送ってきたのだと、結論付けました。

確かに、弁理士の中には、裕福な方もいるかもしれません。
しかし、企業内弁理士はあくまでサラリーマンで、不動産投資などできる訳がありません。
同僚と笑って済ましました。

(感想)資格があることで経験できて、成長できる

弁理士は、そこそこ難しい国家資格です。
資格を有することで、周りからの見られ方が変わり、得をすることはゼロではないと思います。

上記3つの中で、本当に良かったと思ったのはセミナー講師です。
新しいことが経験でき、自分のスキルアップにつながったためです。
何でもそうですが、資格を取った後に、それを自分の仕事やさらなる成長にどれだけ活かせられるかが大事です。

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