調べるチカラで、仕事や人生を豊かにしよう

『調べるチカラ 「情報洪水」を泳ぎ切る技術』 (日本経済新聞出版)について、昨日のブログで書ききれなかった良い点を紹介します。
情報をうまく扱えると、分析がうまくなるだけではなく、見えないものが見え、人とのつながりも生まれます。

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海外の報道機関の英語のニュースをチェックする

「要約」
インターネットでニュースサイトを見る場合、日本の報道機関だけではない。
海外の報道機関の日本語または英語のニュースもチェックする。
日本と海外とで報道機関が取り上げるトピックには大きな違いがある。
英語の情報流通量は日本語の約8倍。

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「感想」
やっぱり英語ですね。
山口周さんの本でも、英語情報をあたるようにと書かれていました。

Googleの翻訳ももうちょっと精度があがってくれないかなと、思います。
雰囲気は分かりますが、厳密な技術の理解となると、Google翻訳では厳しいです。
それでも無いよりは全然良いのですが。

実は国の諜報機関が収集する情報は、95%は公開情報

「要約」
CIAなどはコツコツと新聞やテレビから公開情報を収集し、分析している。
成功裏に競争するために必要とする情報は秘密ではない。
「どんな経営者も目的を達成するためには秘密情報が必要だという考えを再考すべき。
 知力の活用や分析の努力をそれで置き換えようとしている」H・E・マイヤー

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「感想」
なかなか面白いですね。
CIAのスパイを想像して、人力で秘密情報を稼いでいるのだと思っていました。
それもあるけど、ほんの一部なんですね。
だとすると、我々が例えば競合の開発動向を探ろうとしたとき、新聞やPRなどの情報で十分なはず。
どれだけ情報感度を高くしてそれら情報をキャッチし、分析できるかですね。

収集した情報を発信することが、調べるチカラの向上につながる

「要約」
人からテイクするには、まずはギブが必要。
一方的にテイクの姿勢で行くと、継続的な人的ネットワークを構築するのは困難。
発信することで、自分が何者で、どんな情報を持っているか人に知ってもらえる。
すると、相手から折に触れて質問や相談をいただける。
発信形態としては、ツイッターやブログ、書籍や雑誌への投稿もある。

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「感想」
私もツイッターを始めて数か月ですが、たまにびっくりする人からコメントが来ます。
こんなつながりが生まれるのかと、SNSのすごさを実感しています。
便利な時代になったなと、しみじみ思っています。
何者かというのは、会社員なので明かすことはできないのですが、特段不便さは感じていませんね。

(まとめ)情報を収集して、仕事や人生に生かそう

ひとえに情報と言っても、何も感じないにとっては、何でもないんですよね。
それに対し、感度が高かったり、分析をしている人にとってだと、一つの記事にびっくりしたり喜んだりします。
それが積み重なると、その人にしか見えないものができたり、新しく価値を生むことができるのだと思います。

現在、情報が溢れかえっているだけに、その人の仕事や人生での大きなアドバンテージになるのだと思いました。

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