本当の自由を手に入れるお金の大学（朝日新聞出版）を読みました。
お金に関する実践的な知識や方法が、たくさん詰まっています。その中で、私が実践してみて特に効果があったものを、ピックアップして紹介します。
スマホは格安SIMに変えよう
現在、大手キャリアに契約しているなら、違約金を払ってでも格安SIMに乗り換えるべき。
メリット：毎月５千円くらい安くなる
デメリット：キャリアメールが使えない。通信速度が遅くなる。LINEのID検索が使えない。
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私は楽天モバイルに乗り換えました。ちょうど１年間無料のキャンペーン中でした。
大手キャリアの時と比べると、月６千円x１２＝7.2万円／年の節約です。
実際、通信速度などの不便は全く感じません。
乗り換え作業はちょっと手間です。絶対に乗り換えるべきです。
保険を正しく見直そう
必要な民間保険は3つだけ
・火災保険：掛け金に見合うリターンあり。年間3千円程度
・対人対物の自動車保険：もしも大事故起こしたら、巨額の賠償金が必要
・掛け捨て死亡保険：子供がいる場合のみ。残された家族が困らないように
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火災保険に地震保険を付随していましたが、そちらは解約しました。
家の築年が古く、地震保険で降りる額がほぼないことがわかったためです。
障害保険も解約しました。
日本の公的保険は充実しており、そちらで十分まかなえることがわかりました。
自動車保険は、ネット保険に切り替えました。
それまで会社の団体保険であり、団体割引が効いているから安いはずだと思っていました。
しかし、比較するとネット保険の方が安かったです。
インデックスファンドに投資しよう
初心者に一番おすすめなのは投資信託。銘柄はS＆P500に連動したもの。
アメリカが良い理由
・途上国並みに人口増加する唯一の先進国。
・金融法制がしっかりしていて、株主重視の文化。
・世界を変えるイノベーションが生まれる国。
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楽天証券で、S＆P500連動の銘柄に、毎月積み立てをするようになりました。
運用金利は、会社の財形貯蓄よりも高く、もちろん銀行の定期預金よりはるかに高い値です。
私は、他にもIDECOや積み立てNISAもしており、老後の年金問題は解消しています。
（感想）お金の不安や制約をなくし、将来を考えるきっかけに
本書を購入したきっかけは、youtubeの両学長 リベラルアーツ大学を見たことです。
毎日、お金に関する動画を配信しており、興味を持ちました。
本書を読んでみて、日常的に何気なく支払っている費用について、それがどれだけ無駄なのかを、気づかされます。
お金の知識としては、保険とはそもそも何のためにあるのか、日本国の制度がどれほど素晴らしいかなどなど、豊富に得られます。
どれも分かりやすく、すぐに実行に移そうという気になります。
この本の趣旨は、お金の不安をなくすことで、少しでも自由な生活を得ることです。
お金という制約を外した時に、自分にとっての本当の理想の生活とは何か、を考えるきっかけになります。
目の前の生活費や贅沢のためにがむしゃらに働く人に、手に取っていただきたい本です。
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