プロならば、自分は何によって覚えられたいか、問いつづけよ

プロフェッショナルの条件(ダイアモンド社)を読みました。
ビジネスマンが、仕事で成果を上げるための行動、マインドについて、たくさん気づきがありましたので、紹介します。

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ポイント

①成果を上げる人に共通しているのは、習慣的な力である。
知能や勤勉さ、創造力や知識がいかに優れようと、習慣的な力に欠ける人は、成果を上げられない。

気の進まない仕事についても締め切りリストを作る。
成果を上げるためには、自由に使える時間を大きくまとめて取らなければならない。

③自らの総力を発揮する決心をすること。
自らに責任を持たせることからすべてが始まる。
総力を発揮する決心をして、成長し、人間として大きくなる。

何によって覚えられたいか、を自らに問い続ける。
50歳になっても答えられなかったら、人生を無駄にしたことになる。

感想

①習慣について、それ自体は技術的に難しくはないが、それをやり続けることがやはり重要だと改めて感じました。
成果を上げる人のタイプは千差万別であり、ただ習慣の力だけが共通していることは、私にとって未来に希望を持てる言葉でした。

②気の進まない仕事は、後回しにしがちですが、それをあえて期日通りにやりきることが重要だと。
このような仕事は、本当に大きな成果を上げる仕事のためにも、早く終わらせなければいけないですね。

③責任を持たずに、のらりくらり仕事をしてしまうと、何も得るものがないまま過ぎてしまうと思います。責任を持つことで、迷いなく、新しい仕事にモチベーションを持って取り組めると思います。

④何によって覚えられたいか、など考えたことはありませんでした。
それはつまり、自分が世の中にどんな貢献をしたか、価値を提供したか、ということだと思います。
それを考えずに生きていくと、成長すらしないのだと感じました。

購入した経緯

尊敬するコンサル先生からおすすめされた本でした。
プロフェッショナルの心構えが学べる本だとのこと。
ドラッカーの本はそれまでいくつか読んだことがありましたが、こちらの本は初めて読みました。

本の内容

知識労働者が、成果を上げ、貢献し、自己実現するための必須の要件をまとめたものです。
自分の強みの発揮や、時間管理などのマネジメントの面、意思決定やコミュニケーションなどのリーダシップの面、さらには、人生自体をどう設計するかまで、述べています。

本書の中で、大事なところをマークしようと思ったら、10ページに1か所はマークが付けられました。多くて、あとから見直すにも大変でした。
ポイントに挙げた4か所以外にも、大事な言葉はたくさんありました。
仕事全体のレベルを上げるための要件を知りたい人にお勧めの本です。

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