すべてのビジネスパーソンにとって、普遍的な仕事術の一覧がわかる

コンサル一年目が学ぶこと(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を読みました。
ビジネスパーソンがいろんな職種や現場で活躍するために、普遍的に必要となるスキルが網羅されています。
今の自分と比べてどこが足りないのかが分かり、そこをもっと深く学ぼうという気になります。

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情報を集めるだけでなく、その先の本質を提示できて価値は生まれる

「要約」
クライアントが求めているのは、情報ではなく本質。
情報を集めて分析することは、過程としては必要。
それらを統合し、「だから何なのだ」という本質を示すことを、欲している。
そのためには、情報量ではなく、一段高い視点が必要。

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「感想」
よくありがちですね。
いろんな観点で調べたのだけれど、そこから言っているのは、こうなっています、という事実のみ。
必要なのは、それを受けて、どんなことが導かれるのか、それに対してどんな行動が必要なのか、を提示しなければいけない。

最初にアウトプットから逆算して、必要な作業を設計する

「要約」
どんなことでも最終アウトプットから逆算して考える癖をつける。
これの利点
①作業リストがワークプランとなる
②最後の段階になって、抜け漏れに気付くことがない
③作業を切り出して、複数人に分担することができる

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「感想」
例え、その仕事が初めてであったとしても、最終アウトプットを考えようとすることです。
アウトプットがわからないのであれば、どこがわからないのか、誰に聞けばよいのかを、整理できます。
全体像が見えて、ゴールに至るためには、何が必要か、どこが問題になりそうかも、つかめます。
余計な仕事もなくなり、短期間で到達できると思います。

チームワークとは、全員が、違う分野で価値を発揮すること

「要約」
チームメンバはそれぞれの役割がある。
新人には新人、上司には上司の役割がある。
誰が欠けても、そのプロジェクトは成功しない。
同じ役割を果たす人は、二人もいらない。
間違っても、他人と同じ分野で弱点を埋めようと思ってはいけない。

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「感想」
最後のところですね。自分の弱点を埋めてはいけない、と。
自分の強みを見つけて、それを伸ばそうと。
そのためには、自分自身と周囲のメンバとをよく見て、どこが自分ならではなのか、を考えないといけないですね。

(まとめ)何年目であっても、身につけるのに遅くないスキル

仕事で、情報分析や戦略などを担当する中で、ビジネススキルそのものを鍛えなおさなければと思うようになりました。
その業務は、まるでコンサルのような仕事だと思っていました。
そこで、コンサルの仕事術のような本はないかとネットで調べる中でこの本を知り、会社の図書室にあったので借りて読みました。

本書には、コンサルが仕事をする上での、幅広い場面で活用できるスキルが網羅されています。
題名には、1年目とありますが、何年目であろうと身につけるのに遅くないスキルだと思います。

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