弁理士の短答試験の約1か月前となりましたね。
私の受験時代を思い出して、この時期にどんなことをしていたか、どんなことを考えていたか整理して、記します。受験生の方の、少しでも後押しになればと思います。
今までしてきた問題集、教科書を使い倒す
問題集や教科書は、LECなどの学校で買ったもの、あるいは自分で買ったもの、何でもよいですが、今まで使ったものをそのまま使いましょう。
繰り返すことで、そのうち、問題文全体のニュアンスや雰囲気で、答えが大体わかるようになります。
決して答えを覚えるのではなく、理屈を反射的にくみたてられるようになります。
下手に新しい問題集に手を出すと、分からない問題が出てきて、自分はぜんぜん覚えられていないと、焦ってしまいます。
自分に自信をつけさせるためにも、同じ問題集を繰り返し使いましょう。
ラストスパートがまだできると、心に余裕を持つ
1か月は短いようで長いです。
これまで勉強してきたことを、一気に頭の中で整理するチャンスです。
今は答えられない問題があったにしても、その根拠の条文は頭のどこかに残っています。
それらを、この期間で頭の中できっちりを整理して、問題を解くときに素早く取り出すことができるようになります。
私も、試験直前の1週間で、一気に問題集を復習することで、格段に理解力が上がりました。
まだまだ、できることはたくさんあります。
焦る暇があったら、目の前の問題を解く
残りの日数を数えて、気をもんだところで、問題を解けるようにはなりません。
ひたすらに、今日はどこまでやろう、どこまで進んだ、何問理解できた、など、目の前の問題に取り組みましょう。
緊張するのは、本番だけで良いです。
今やるべきこと、できることを、淡々とやりましょう。
朝早く起き、夜早く寝る。昼寝もする。
朝早く起きると、それだけ早く勉強に手を付けられ、一日の時間が多くなったような気になります。
朝はやはり頭がすっきりして、勉強もはかどります。
そして、昼ごはんのあと、眠くなったら昼寝をしましょう。
10分程度の昼寝は、したほうがより頭がすっきりします。
そして夜は、早く寝ましょう。
決して、ここまでやってから、など思ってはいけません。
夜遅くまでするくらいなら、その分次の朝を早く起きてする。
これを徹底しましょう。
試験勉強は、やったらやっただけ結果に反映されます。
焦らず、慌てず、淡々とやり続けるのみです。
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