筋トレによって、体が変わる、心が変わる、人生が変わる

「超筋トレが最強のソリューションである」(文響社)を読みました。
筋トレは、ただ筋肉をつけるだけではなく、その過程の運動自体が生活全般にとって良い効果をもたらすことがよく分かります。人生に悩みを抱えている方は、この本をとって筋トレを始めてみることを、お勧めします。

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筋トレで分泌されるホルモンが、メンタルヘルスを向上させる

「要約」
焦燥感、不安感、慢性疼痛、認知機能、睡眠の質の低下、自尊心の低下に、ポジティブに働く。
テストステロンやセロトニンが関与。
ちょうどよい重さのトレーニングの方が、焦燥感を取り除く。
別の研究では、高重量でトレーニングしたほうが睡眠の質が向上する。
スポーツ科学、心理学の論文でも、筋トレで自尊心を保つこと報告されている。

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「感想」
睡眠の質の向上は、体が疲れるからだろうと思っていましたが、他にもこんなに効果があるんですね。
確かに、運動をバリバリしている人が、人生にすごい不安を抱えているとは、想像できないですね。
決して不安感がないから運動できるのではなく、運動をするから不安感をなくせると。

重いものを持ち上げるという単純なことをすれば、体がそっちに引っ張られ、メンタルヘルスのややこしい問題は吹っ切れるというのは、分かる気がします。

筋トレ + 有酸素運動 + 高タンパク質食が、王道

「要約」
筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、消費カロリーが増える。
ガリガリではなくメリハリのあるボディを作るには、筋肉が必要。

人間の身体は、ほとんどたんぱく質。筋肉、内臓、皮膚、髪の毛、爪。
たんぱく質が足りないと、体のどこかに不調が出る。
さらに、糖質、脂質の代わりにたんぱく質にすることで、食事における消費カロリーも増加。

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「感想」
これを読んでから、プロテインバーを定期的に食べるようにしています。
結構、朝と昼は、パンやごはんが中心で、たんぱく質が足りないと気付いたからです。

あと、お風呂に入る前の筋トレは、15分程度ですが、有酸素運動を取り入れるようにしました。
すると、たかだか1か月程度で、ズボンのベルトが緩くなりまたよ!

筋トレは、「人は変われる」ということを教えてくれる

「要約」
上がらなかったベンチプレスが上がった。
そうした成長を続け、自分の限界を破った結果、自信が手に入る。
幸せな人生を送るには、他者承認から自己承認に切り替える必要あり。
筋トレで増すのは、希望と筋肉。減るのは、ネガティブ思考と贅肉。

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「感想」
人の欲求の一つに、承認欲求というものがあります。
他者から承認してもらえると、嬉しいものです。
ですが、これは突き詰めると、他者のために生きているということになります。
自分で自分を承認する、これ以上のことはないと思います。

(まとめ)筋トレへのモチベーションが広がる本

私は、在宅勤務を1年くらい続けた結果、ジャケットがきつくなりました。
その間、ジョギングは週1回続けていましたが、それでも脂肪がついたようです。

また、私は昔から、上半身や腕の筋肉がなく、きれいな体にあこがれていました。
そんな中、本屋で筋トレの本を見つけ、筋トレが人生をかえるとまで言っていることに惹かれ、購入しました。

本書は、ただ筋トレの方法を教えるものではありません。
筋トレにはメンタルヘルス、自信、アンチエイジングなど、生きる上でのいろんな場面で効果を発揮することが記されています。
筋トレで達成できるものが、とても大きいことがわかります。
モチベーションをあげるのに良い本だと思います。

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