書籍『うまくいっている人の考え方』より、私の考えを改めさせられた言葉

『うまくいっている人の考え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)について、昨日の投稿につづいて、残り後半部分から良かった言葉を紹介します。
本書を読んだ時の自分にとって、響いた言葉です。
どんな状態でこの本を読むかによって、響く言葉は変わってくると思います。

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他人に対する悪い感情はさらりと忘れる

「要約」
意見が衝突したり不当な扱いを受けたと感じると、その相手に悪い感情を抱く傾向がある。
だが悪い感情は、自分に一番多くの害を与える。
マイナスのエネルギーは心と体に悪い影響を及ぼす。
過去の不幸な出来事に固執することで、さらに多くの不快な経験を引き寄せる。

他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する。

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「感想」
一度嫌な思いをすると、そのあと何気ない時にふと、その思い出が浮かんでくることがあります。
そして、その相手に再び悪い感情が湧いてくると。
その時間からは何に得られないですし、その間は自分のパフォーマンスも落ちてしまいます。
かえって自分に害になることを意識して、忘れることが大事です。

幸せになるのを未来まで待つ必要はない。今、すでに幸せなのだ。

「要約」
なんらかの出来事が起こるまで幸せになるのを延期する傾向がある。
新しい仕事、家、パートナ、地位などを手に入れることを前提に、自分の幸せを決めている。
もし、目標が達成できなかったら? ずっと不幸のままだ。
もし、目標が非現実なら? 実現せず、失望する。

そもそも、なぜ待つ必要があるのか。
その実現に向かって励んでいる今も幸せだと考えよう。

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「感想」
新しい仕事でいうと、私の場合は弁理士になることをめざし勉強をしていました。
弁理士になれば、仕事が変わり幸せになる、と。
今振り返ると、その思いを持って勉強をしている間も、楽しんで出来ていたと思います。
特許法について理解が深まるごとに、自分の成長を実感していました。
何かをコツコツ続けることに幸せを感じることができると、良いのかなと思います。

自分の価値は、自分の個性にある

「要約」
自尊心が低いと、自分はダメな人間だと思って生きる。
自信を持てず、仕事や人間関係に支障をきたす。
つまり、自分との関係がうまくいっていないと、他人との関係もうまく行かない。
人生のあらゆる面でギクシャクする。

大切なのは他人と比較しないこと。
自分の価値は自分の個性にあるのだから、自分を他人と比較しても意味がない。

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「感想」
他人と比較しない、ってすごく難しいです。
会社員をやっていると、同期入社の人や、同じような業務をしている人がいます。
会社は、私と彼らと比較して、私の評価が決まります。

おそらく、仕事上の評価なんてどうでもよいと思うことが大事なのでしょう。
自分のスキルを伸ばすために評価を使うことはあっても、誰かより優れようとかそういうことではないと。
確かにそんな気持ちでいると、会社生活が息苦しいです。

(まとめ) そのときの自分の状態によって、響く言葉は変わる

本書には、自尊心を高めるためのコツが、全部で100項目記されています。
全部が全部、自分にマッチするわけではないですが、学べるところは多かったです。

この本を読んだ時、私にしては珍しく、他人に対して悪い感情を抱いていたときでした。
そんなときに上記の言葉を読み、自分の感情を改めなければと思うことができました。

自分がどんな状態でこの本を読むかによって、響く言葉は変わってくるのではと思います。
それだけ色んな観点でのコツが網羅されているのだと思います。

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